チューナーは大切ですよ。
いいチューナーを選びましょう。
ギターを始めると必要になるものの一つがチューナーですね。
チューニングメーターとかチューニングマシンと呼ぶ場合もあります。
私は昔長いことBOSS TU-12を使っていました。
たんにイサト師匠が使っていたからです。
ミーハーですね。
(* ̄m ̄) ププッ
というよりは,その頃は良し悪しがよくわからなかったからですね。
これは後継機種のTU-15ですね。12よりも機能が増えています。
この針式というのも良かった時代がありました。
(ノ^_^) ハイ!
しかし,初心者のギター弾きはそうですが,キャリアのあるギター弾きにもチューナーの大切さがあまり理解されていないと思うことがあります。
特に初心者の皆様が良く分からずに安いものから買ってしまいます。
これは,非常に残念ですね。
いいチューナーと安いチューナーはどこが違うのでしょうか。
それは,ゼロ付近での安程度とか,音を拾う感度などですね。
安いチューナーでは現在の音がはっきりわからず,初心者は巻きすぎて結構弦を切ります。
生徒の中には3弦,1弦だけではなく,6弦を切った方もいました。
キュイーーン バチン!
「(≧ロ≦) アイター・・・
生徒が自分で選んできたチューナーで合わせてもらうと,たいていかなりの時間がかかっても合わせられません。
もしも,30分しか練習時間がないのにチューニングに15分も取られたのでは上達するのが難しいですよね。
短い時間で合わせられるチューナーを選んでほしいものです。
一般的に初心者が買ってしまうチューナーにこれがあると思います。
悪くはないのですが,使いやすいわけではないかもしれません。
フラットの機能などがボタン一つでできる反面初心者はフラット機能に気付かず半音下げてチューニングしたりします。
また,感度はベストではないので,これらはクリップマイクを付けることで感度を向上させられます。
教室では他の方と同時に音を合わせるので,クリップマイクは基本アイテムになっています。
それがセットになって安いものもあるんです。
私はついついこういうものにも手を出してしまうんです。
o(ToT)o ダー
でも,やはり使っておりません。
これは今子供がメトロノームとしてピアノの練習用に使っています。
ギターの練習の場合は,ストロークの音などに負けないメトロノームの音というのは大変なものなので,耳に直接というのがいいですね。
人によっては,エフェクターボードにチューナーを入れたいという場合もあると思います。
プリアンプにチューナーアウトなどがない場合とか,エフェクター的にピックアップからのラインの中に組み込みたい場合は普通のチューナーでは音質が劣化する可能性があります。
その場合は必ず,回路の中にアンプが入っていて劣化しないようになっているものがいいですね。
ラインをチューナーにイン,アウトしても音質を落とさないように工夫されているタイプです。
その代表格はこのコルグのDT-10ですね。
わたなべゆうもこれを使っていました。
頑丈そうなのもいいですよね。
BOSSのこれは本当にエフェクターサイズのものですね。
重さもありますが,これも頑丈な感じがします。
エフェクター型の最高峰はピーターソンと言われています。
私もまだ使ったことはないのですが,すごそうです。
バズフェイトンにも対応しているようです。
でも,皆さんがもしも,ライブ中心に考えているのではなくてギターを弾くということを中心なら迷わずクリップタイプをお勧めします。
これまではDT-7を私も勧めていましたが,軽さには勝てません。
とにかく軽く,小さいのです。
このメリットにはどんな性能も太刀打ちできませんね。
最後は多少の性能よりも便利さがどうしても勝ってしまいますね。
では,クリップの安いものを…と考えて私はついついこの手のものを買ってしまうんです。
o(ToT)o ダー
これも駄目でした。すぐにウクレレを弾く初心者の友人にあげました。
チューナーである以上,画面の見やすさ,ゼロ付近での針の安程度,感度の良さなどは譲れませんよね。
総合すると現在のベストはこれです。コルグのAW-1ですね。値段も手ごろです。
他の安いものを買ってから買い換えるくらいなら最初からこれをお勧めしますよ。
クリップタイプの中でも圧倒的に軽いです。
SEIKOのクリップなんかガブッと噛むくらい大きなクリップですね。
あそこまで大きいとギターの共振が変わるのではと思ったりします。
最近ではかなりプロ方々もこれを使うようになってきましたね。
テレビで見たら,渡辺賀津美は全部のアコギに1個ずつ付けていました。
これだと付けておいてもそれほどおかしくありませんね。
私はホワイトバージョンを使っています。
一般にはシルバーですよね。
ちょっと人と違っていたいという気持ちはギターお宅に共通かもしれません。
(・_☆) キラーン
そんなあなたには他の色があったのです。
ブラックとレッドがあるようなのです。
ブラックはステージでも目立たなくて良さそうですよね。
いかにも付けていますというレッドもいいですが。
ガンダムファンはシャアの気持ちで赤にするのでしょうか。
ヽ(。_°)ノ ?
変わり種のチューナーも存在します。
これは表示が目立っていいとは思いますが,LEDライトをつけ過ぎると電池の消耗が気になりますね。
他の例では,以前にある生徒さんが,シルバーが好きという理由でその場にあった多機能なチューナーを選んだ方がいました。
でもこれは,初心者にはお勧めできませんね。
何より使い方を知るのに時間がかかります。
Aと表示されるのではなく,A3とかA4とかオクターブまで表示されるのです。
初心者はシンプルなものがいいですよー。
トミーはラックの中にチューナーも入れています。
ラック用のチューナーもコルグは開発しているのでした。
なぜか,チューナーはコルグをひいきにしてしまう私でした。
軽い,正確,お値段の手ごろのAW-1はかなりお勧めですよ。
でも,合わせ方はもっと大切ですね。
ギターの糸巻き(ペグ)はギヤが噛んでいます。
そうすると必ずそこにはわずかにゆるみが存在します。
それで,チューニングは必ず音を上げる方向で合わせます。
つまり,ギヤがかみ合ったまま,上げていきそこでストップなのです。
あっ行き過ぎた,とここでペグを緩めてチューニングがあったとしてもジャン!と弾いたらすぐにそのペグのガタ(遊び)の部分でチューニングが狂うことになります。
戻して合わせると,ギヤの遊びが出てしまうわけです。
それで,行き過ぎたら面倒でも少し戻して,また下から上げて行って中心付近ではゆっくりゆっくり合わせます。
急ぐ時は,右手で弦を引っ張ってチューニングを少し下げてまた上げていく方が緩めるよりも早い時もあります。
あるショップの店主がやっていましたが,1,2弦は3Fあたりでチョーキングを何度かするのです。
そうするとゆるみがとれて正確なチューニングができたりします。
合わせ方にもその人その人の個性が出て面白いところですね。
楽器屋の店員のチューニングでそのまま弾けることはめったにありませんね。
そういう時もAW-1は持っていけますので,すぐに目立たず合わせられます。
(≧∇≦)ノ ゲッチュー
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